どこからかやってきた、目が開いたばかりの仔猫。
親が居ないのでこのままではアカン…と思い、覚悟を決めて病院へ連れてった後、家へ連れ帰って不慣れながらなんとか世話してたんだけど、
本日午前5時、虹の橋を渡ってしまいました。
やはり病院の先生が言っていた通り、小さ過ぎたせいなんだろうか…それとも私の面倒の見方が悪かったんだろうか、あのままオッパイも出ないちびた♀に預けておけば生きられたんだろうか。
色々と考えてしまいますが、どれが正解だったのかなんて解んねえ。
今はもう、ペットボトルカイロの上にベターッと乗っかって寝ていた仔猫が、迷わず天国へ行けることを祈るほかない。
思い出すと辛くて泣けてくるが…忘れないためにも日記に記しておく。
19日夕方 餌場にゴミみたいに蹲っている仔猫発見。誰の仔か解らず。唯一世話する♀猫はオッパイの出ないちびたのみ。
20日朝 ちびたは仔猫を連れてなかったんで、どこかに隠したんだろうな…と諦め半分でいたところ、昼に餌場近くの猫巣にいる仔猫を発見。
どうやらちびたは連れ回したあげく、あちこちに置いてきてしまうらしく、ここへは発見した人間が連れて来てくれたらしいと判明。
仔猫は冷え切っていて一瞬、死んでいるかと思われたほど。人から教わったペットボトルカイロを作ってタオルに包み、仔猫と一緒に猫巣へ入れて様子を見ることに。
夕方、帰りがけに見ると仔猫の体温は上がって、少し元気が出たのかちびたの出ないオッパイに吸い付く。しかし、ちびたは少しすると飽きて、仔猫を冷たい床に放置する。
仕方なく、お前には任せられんと取り上げ、再び作り直したペットボトルと共に猫巣へ入れるが、ちびたはまたも引っ張り出して連れて行こうとする。
どう考えてもコイツには任せられん。
しかし、他の♀猫はこの仔の世話を見てくれようとしない。
散々悩んだあげく、病院へ連れて行き、そのまま自分の部屋へ連れて帰る。
だんご(仮)と命名
生後3週間経ったばかりの仔猫だが、体重は100gちょっとしかなかった。
最初はなかなか哺乳瓶のミルクを飲んでくれなかったが、少しずつ飲んでくれるようになる。小さな耳がピクピク動くさまはとてつもなく愛らしかった。
21日からは、コッソリ会社へ連れてって、ちょこちょこ抜けて授乳と下の世話。同僚たちの協力もあり、なんとか昼間をやり過ごすも、だんごは夜になって下痢になる。翌日昼休みに病院へ連れて行くが、先生はあまり楽観視はできないとキッパリ。
下痢止めのお陰で一旦は元気を取り戻し、夕方帰宅後の授乳後は、初めてヘソ天で寝る姿を見せる。
23日朝4時。容体が急変。温めたりミルクをやろうとするが、すでに吸い付ける力もなかった。ただ最後に、ほんの少しだけ、飲んでくれた。
5時永眠。
力及ばなくてすまん。何も出来なかったな。
だんごは、本当に良く頑張った。